世界初、グローバルシャッター方式のフルサイズイメージセンサー搭載デジタル一眼カメラ
新開発の有効約2460万画素メモリー内蔵フルサイズ積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS(TM)
従来のローリングシャッター方式のイメージセンサーを搭載したカメラでは、画像を撮像面の上部の画素から順に読み出すため、動く被写体を撮影する場合、像が歪むことがあります。一方、グローバルシャッター方式を採用した本機では、全画素を同時に露光し、読み出しを行うため、高速で動く被写体であっても像が歪むことがありません。たとえば、フルスイングしたゴルフクラブも歪むことなく撮影することができます。また、回路部と画素領域を積層配置することにより、高速信号処理回路を大幅に拡張。さらに、α9 IIから刷新したA/D変換方式との組み合わせにより、画素領域から高速に読み出された膨大な出力信号を内蔵メモリーに一時保管することが可能となり、信号を滞らせることなく、高速な処理が可能です。最新の画像処理エンジンBIONZ XRとの組み合わせで、有効約2460万画素データ量での最高約120コマ/秒の高速連写、高速で高精度な像面位相差AFなど、圧倒的なスピード性能を実現しています。
AF/AE追随最高約120コマ/秒で狙った被写体を高速連続撮影
新開発のイメージセンサーでは、回路部と画素領域を積層配置することにより、高速信号処理回路を大幅に拡張。信号処理能力を向上させることで、高速連写時の情報伝達量の増大に対応しています。さらに、高速に読み出された膨大な出力信号をイメージセンサーに内蔵されたメモリーに一時保管することで、画像処理エンジンへの信号を滞らせることなく高速に処理が可能。画像処理エンジンBIONZ XRとの組み合わせにより、α9 IIの6倍となる最高約120コマ/秒の新次元の連続撮影性能で、撮り逃すことのできない一瞬を捉えます。
リアルタイム認識AF
AIプロセッシングユニット搭載により、被写体の骨格情報を使ってその動きを高精度に認識し、人物の瞳を捉えます。カメラが姿勢推定技術を用いて処理を行うことで、瞳だけではなく人間の胴体、頭部の位置をより高精度に認識するため、たとえば後ろ向きの人物を捉えたり、顔が見えないシーンなどでも人物の頭部を認識し続けます。また、静止画撮影においてフォーカスモードがコンティニュアスAFの際、シャッターを半押ししたときに、人物が設定したフォーカスエリア位置付近にいる場合、遠くの人物などの画面内の人物のサイズがさらに小さくとも、従来機に比べ認識精度が向上しました。陸上競技やスキーなどで遠くから選手が近づいてくるとき、より早い時点で人物を認識し、狙った被写体を捉えることができます。さらに、姿勢の異なる複数の被写体を区別できるため、多くの人が行き交う街角でのシーンで、狙った被写体を認識し追尾し続けることが可能。加えて、あらかじめ登録しておいた顔を優先して認識できる個人顔の識別性能も向上しました。
[より幅広い被写体をカメラが認識]
幅広い被写体を認識し、[人物]、[動物]、[鳥]、[昆虫]、[車/列車]、[飛行機]に対応。[車/列車]において、新たにヘルメットも認識できるようになり、たとえば、フォーミュラカーにおいてドライバーのヘルメットを認識することが可能です。[動物]では、犬や猫のような動物の瞳、頭、体を認識しやすくなっています。また、一部の草食動物・小動物の瞳を認識しやすくなりました。[鳥]においては、幅広い種類の鳥の瞳や頭、体の認識にも対応しています。さらに、動物と鳥を設定を切り換えずに1つの設定で認識できる[動物/鳥]設定も搭載。[車/列車]、[飛行機]、[昆虫]では被写体全体または先頭部や頭部を認識し追尾します。
ソニー商品情報サイト
https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-9M3/
発売開始日:2024年1月26日(金) 予約受付中
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